上前島の家の基礎工事が完了しました。
工事前に地盤調査を行い、調査結果を基に地盤の強度を確認します。
敷地が違えば地盤の強度も違います。
この敷地は比較的支持地盤が浅かった為、表層改良をすることにしました。
地表面の土とセメントを混ぜ固めることで地盤の強度を高くします。
地盤改良が済んだ後は何となく建物の形状もわかるようになっています。
掘削作業も済んでいるので比較的早く基礎工事が進みます。
第三者機関による基礎の配筋検査を実施します。
検査時間は1時間~1時間30分くらいです。
配筋検査後、型枠を起こします。
こちらの建物は床下エアコンで全館暖房をする計画の為、基礎断熱を採用しています。
型枠の内側に厚み5センチの断熱材を固定して、基礎と一緒に打設します。
晴れ間に無事にコンクリートの打設が完了しました。
ベタ基礎のスラブ(底版)と立ち上がりのコンクリートを同時に打設して、打ち継ぎを生じさせないことで、外部から水の侵入を防ぐようにしています。
型枠を解体して、周囲を土で埋め戻したら基礎の完成です。
次は
台風が2週続けて接近したので、延期をしていた建方作業がいよいよ始まります。
大工さんよろしくお願いします。
ちば