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耐震性能は耐雪性能とセットで考えよう!

Date:2021.1.14 / Category:

昨年は雪が全く降らかったのに今年は一変、寒波到来で大雪の年となりました。

先週の土曜に伺ったひらくさんの写真。断熱性能がHEAT20G2ということもありこんな雪の中でも中はあったかでした。

一旦は雪も落ち着くようですが、まだ除雪作業は続いていて大変な状況ではありますので雪道には十分気をつけてお過ごしください。

さて、本日のブログは耐震性能と耐雪性能についてです。

最近質問で耐震等級について聞かれることが増えてきました。

 

耐震等級1というのはざっくり建築基準法で定められた最低限の耐震性能をもったもので震度6強から7に相当する地震に耐えうる強度を有しています。

耐震等級2は耐震等級11.25倍の耐震性能

耐震等級3は耐震等級11.5倍の耐震性能 となります。

 

 しかし、2016年の熊本地震(震度7)での被害状況を見ると等級1、等級2の住宅でも残念ながら倒壊した事例がありました。

なのでこれから新築される方は耐震等級3とすることをおすすめします。

 

この耐震等級基準と合わせて考える必要があるのが耐雪についてです。

耐雪というのは雪の重さにどれだけ耐えられるかという基準です。

 

なぜ耐雪についても合わせて考える必要があるかというと、

何も雪が積もっていない状態で耐震等級3の建物も

雪が積もると頭が重くなり耐震性能が低くなってしまうからです。

 

弊社では長岡で住まいを建てさせて頂く場合、耐雪2m耐震等級2で提案することが多いです。

耐震等級3ではないのですか?と聞かれるのですが計算の経験値では耐雪1.5m時には耐震等級3の耐震性能を確保できている状態になっています。

雪の積もっていない状態ではもちろん耐震等級3となります。

 この耐雪と耐震等級についての決め方は過去の積雪の気象データを元に決めています。

各地気象データはインターネットで検索できます。

ちなみに今年の長岡市各地の積雪情報は長岡市の積雪の防災気象情報からご覧いただけます↓

http://nagaokacity.bosai.info/obssnow/index.html


長岡アメダスは緑町で観測をしており、同じ長岡でも増減があります。

 

今年のような大雪の年は雪下ろしをした方が良いのだろうかと

心配される方が多いですので、安心して暮らせるよう

耐震と耐雪をセットで検討されることをおすすめします。

 

1/31日に構造見学会に開催いたしますので

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