長岡の業者で初!西方先生設計の住まいを建てます。
縁あって秋田能代の西方設計西方里見先生設計の住まいを建てさせて頂くことになりました。
昨日は施主さんと西方先生と3者顔合わせということで花園モデルハウスにて打合せとなりました。
西方先生はQ1住宅という高性能な高気密高断熱の住まいを早いころから実践されている方。また、日本海側の日射量の少ない地域での、高性能+床下エアコン暖房による全館暖房の経験も豊富な方です。全国各地での設計依頼があることはもちろん、各講習会の講師や技術本や専門誌への執筆、コンクールの審査員などに呼ばれる人気ぶり。この3日間は中野富士見→姫路→横浜→長岡→能代というスケジュールだそうです。
今回の住まいも、西方先生のいつも使っている、赤みの多い秋田赤なまはげを外装材に使っています。完成予想のパースを見ると、男らしいワイルドな仕上がりになりそうです。西方先生の代名詞、コラム扁平梁の基礎に床下エアコン暖房はとても勉強になります。スケジュールや仕上げ、性能値の詰めの話をして、無事3者打合せは完了。
2人だけの懇親会へ。
西方先生に直接お会いしてお話しするのは今回で3回目。初めてお会いしたのは、昨年講習会で、西方先生のアトリエや手掛けた物件の見学をさせてもらった時です(次回ブログにて)。
懇親会では、やはり建築業界の話がメイン。考え深い色んな話をさせて頂きました。
西方先生とこれまで話をしてきた中で、特に印象に残っているアドバイスが2つあります。
一つは「3割は未来への投資、7割でしっかりパフォーマンスできなくてはいけないよ」
3割は勉強したり、人に会って話したり、建物を見たりして自己投資に充てる。そして7割で実践にしっかり対応できるように、というニュアンスです。西方先生のアトリエに行くと本がびっしりと並んでいます。日々勉強されながら実践していることが良く分かります。
もう一つは「地方の地域でやっている以上、親類・友人・知人に声を掛けられた時に提供できるようでないと寂しい」
高性能な住宅を手掛けると言っても、そうした依頼があった時、ちゃんと対応できるようでなければならない。というニュアンスです。これは私も良く思う事で、私が「手の届く高性能住宅」を目指す所以のひとつはここにあります。
西方先生は、私との年齢差はかなりある(多分私と娘さんが同じ位の歳)のですが、こんな小僧の話もしっかりと受け入れてくれます。考え方・スタンスも柔軟。こうした所が人を寄せ付ける魅力なのだろうなーと、勝手ながら思いました。
最後に西方先生と建築バカ同盟を結んだのはとても嬉しい出来事でした(^^)
西方先生は今日は能代で設計を手掛けた住まいの見学会とのこと。
私も今日の住宅祭頑張ります。