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自然素材×パッシブデザインで叶える!高気密高断熱の注文住宅で子育て家族に笑顔を

Date:2025.10.15 / Category: /

自然素材とパッシブデザインを取り入れた高気密高断熱の家は、子育て世代にとって理想的な住まいとなりえます。

しかし、実際に暮らすとなると、気になる点もいくつか出てくるでしょう。

そこで今回は、高気密高断熱住宅のメリット・デメリットから、自然素材との組み合わせ、パッシブデザインの活用まで、子育て世代が安心して暮らせる家づくりについてご紹介します。

理想の注文住宅を実現するために、ぜひ参考にしてください。

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□子育て世代に優しい家づくり

*高気密高断熱の基礎知識

高気密高断熱住宅とは、住宅の断熱性と気密性を高めることで、室内の温度を一定に保ち、エネルギー効率を向上させる住宅のことです。

高断熱住宅は、外壁、床下、天井裏などに断熱材を施し、外気温の影響を受けにくい構造になっています。

一方、高気密住宅は、壁の内側や床下などに断熱材や気密シートを使用し、住宅の隙間をなくして外気が浸入しにくいように設計されています。

高気密高断熱を組み合わせることで、冷暖房効率が向上し、光熱費を抑えることが可能です。

また、住宅内の温度差が少なくなるため、ヒートショックのリスクを軽減することもできます。

 

*自然素材を選ぶメリット

自然素材とは、木材、漆喰、珪藻土など、自然から採取された加工度の低い素材のことです。

自然素材は、化学物質の放出量が少ないため、室内の空気をきれいに保ちやすく、アレルギー体質のお子さんや敏感肌の方にも安心です。

1: 調湿効果:自然素材には調湿効果があり、室内の湿度を一定に保つことができます。

これにより、結露やカビの発生を抑制し、快適な室内環境を維持することが可能です。

2: デザイン性:自然素材は、その素材ならではの質感や色合いがあり、温かみのある空間を演出できます。

無垢材のフローリングや漆喰の壁などは、年月とともに風合いが増し、住む人の個性を反映した住まいを実現できます。

自然素材の漆喰壁が施された『大島新町の家』。

*パッシブデザインとは何か

パッシブデザインとは、建物の構造や素材を工夫することで、太陽光や風などの自然エネルギーを最大限に活用し、快適な室内環境を実現する設計手法です。

具体的には、以下のような要素を取り入れます。

1: 日射遮蔽:夏の日差しを遮り、冬は太陽光を取り込むことで、冷暖房負荷を軽減します。

2: 自然通風:風の通り道を確保し、室内の換気を促すことで、涼しい環境を保ちます。

3: 昼光利用:自然光を室内に取り込むことで、照明の使用を減らし、省エネにつなげます。

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□高気密高断熱住宅の注意点

*ハウスダストとカビ対策

高気密高断熱住宅は、室内の空気がこもりやすいため、ハウスダストやカビが発生しやすいというデメリットがあります。

1: 換気システムの導入:24時間換気システムを導入することで、室内の空気を常に新鮮に保ち、ハウスダストやカビの発生を抑制します。

第一種換気は、熱交換機能により、室温の変化を最小限に抑えながら換気を行うことができます。

2: 掃除の徹底:こまめな掃除を行い、ハウスダストやカビの温床となる場所を清潔に保つことが重要です。

 

*結露を防ぐ換気システム

高気密高断熱住宅では、壁の中に結露が発生するリスクがあります。

内部結露は、カビやダニの発生原因となり、建物の劣化を早める可能性があります。

1: 通気層の確保:壁の中に通気層を設け、湿気を排出することで、内部結露を防ぎます。

2: 防湿シートの利用:防湿シートを壁の中に設置し、湿気の浸入を防ぎます。

 

*建築費を抑える工夫

高気密高断熱住宅は、一般的な住宅に比べて建築費が高くなる傾向があります。

1: 断熱材の選択:高性能な断熱材は高価ですが、長期的に見ると光熱費の削減効果が期待できます。

2: 窓の配置:窓の大きさや配置を工夫することで、日射取得や自然通風を効率的に行い、冷暖房負荷を軽減します。

住まいが完成すると見えなくなってしまう断熱材も、快適な住まいづくりには欠かせない重要な要素の一つ。

LLSでは長年の経験や知識を活かし、上記のデメリットを解消すべく、1棟1棟丁寧に設計施工をしています。

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□自然素材と高気密高断熱の相乗効果

*健康的な室内環境の実現

自然素材と高気密高断熱を組み合わせることで、より健康的な室内環境を実現できます。

自然素材は、化学物質の放出量が少ないため、シックハウス症候群のリスクを軽減します。

また、調湿効果により、室内の湿度を一定に保ち、カビやダニの発生を抑制します。

 

*快適な温度と湿度の維持

高気密高断熱住宅は、室内の温度を一定に保ちやすく、自然素材の調湿効果と相まって、一年を通して快適な室内環境を維持できます。

夏は涼しく、冬は暖かい住まいは、子育て世代にとって理想的です。

 

*省エネ性能の向上

高気密高断熱住宅は、冷暖房効率が高いため、エネルギー消費量を抑えることができます。

自然素材の断熱効果と組み合わせることで、さらに省エネ性能を向上させることが可能です。

光熱費の削減は、家計にも優しいメリットです。

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□パッシブデザインを取り入れる

*太陽光を活かす設計

南向きの窓を大きく設計することで、冬は太陽光を室内に取り込み、暖房効果を高めます。

夏は、庇や軒を設けることで、直射日光を遮り、室温の上昇を抑えます。

計算された軒で一年中快適に。(関原の家)

*風通しを考慮した間取り

風の通り道を考慮した間取りにすることで、自然な換気を促し、室内の空気をきれいに保ちます。

風が通りやすいように、対角線上に窓を配置したり、中庭を設けるなどの工夫が考えられます。

*自然エネルギーの利用

太陽光発電システムや太陽熱温水器などを導入することで、自然エネルギーを有効活用し、光熱費を削減します。

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□注文住宅会社選びのポイント

*実績と評判を確認する

高気密高断熱住宅の施工実績が豊富で、評判の良い会社を選びましょう。

モデルハウスや完成見学会に参加し、実際に住宅の性能を体感することが大切です。

 

*保証とアフターサービス

住宅の保証内容やアフターサービス体制を確認し、安心して暮らせるサポート体制が整っている会社を選びましょう。

定期的な点検やメンテナンスなど、長期的な視点でのサポートが重要です。

 

*担当者との相性

担当者との相性は、家づくりを成功させる上で非常に重要です。

親身になって相談に乗ってくれ、要望をしっかりと理解してくれる担当者を選びましょう。

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□家族が安心できる住まい

*安全な素材を選ぶ

内装材や建材は、安全な自然素材を選びましょう。

化学物質の放出量が少ない素材を選ぶことで、シックハウス症候群のリスクを軽減し、家族の健康を守ります。

 

*アレルギー対策を考慮

アレルギー体質のご家族がいる場合は、アレルギー対策を考慮した家づくりを行いましょう。

ハウスダストやカビの発生を抑制する換気システムや、アレルギーの原因となる物質を含まない自然素材を選ぶことが重要です。

 

*長く住める家づくり

耐久性の高い素材を選び、メンテナンスしやすい設計にすることで、長く住める家づくりを目指しましょう。

定期的なメンテナンスを行うことで、住宅の寿命を延ばし、資産価値を維持することができます。

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□まとめ

自然素材とパッシブデザインを取り入れた高気密高断熱住宅は、子育て世代にとって快適で健康的な住まいを実現する可能性を秘めています。

注意点やデメリットを理解した上で、信頼できる住宅会社を選び、家族のライフスタイルに合った理想の家づくりを進めていきましょう。

自然の恵みを活かした住まいは、家族の成長とともに、かけがえのない思い出を育む場所となるはずです。

LLSの事務所兼モデルルームであるナカジマアトリエ。

当社では、実際にパッシブデザイン・パッシブハウスを体感できる「ナカジマアトリエ」及び「宝地町モデルハウス(長岡パッシブハウス)」がございます。

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