こんにちは設計の鈴木です🏡
前回は、屋根を考えるという前段が長すぎたので
今回が本題です😅
膨大な量の太陽からくるエネルギーなんですが
中学校で習ったような気がしますよね。
季節によって太陽の高さが違うので、日差しの角度が違うんです。
こんな図が教科書に載ってましたよね?
これを建物に照らし合わせるとこうなります。
屋根の出で太陽の光を遮っています。
重要になってくるのが南側の屋根の出っぱりです。
屋根の出っぱりは全く無い家もありますが、だいたい30~60センチくらい出ている場合が多いです。
たとえば先程の図は
リビングの掃き出し窓の上の屋根を40センチ出した場合です。
冬の日差しはバッチリ
が、夏の日差しもガンガン入ってくる
じゃあ、夏の日差しを遮るために屋根の出をもっと大きく120センチくらいにしてみると
夏の日差しはリビングまで届きません バッチリ!
でも冬の日差しが窓いっぱいまで入らないので最大限の快適じゃない
そうなのです!
屋根の出っぱり具合で快適さが変わるのです。
そしてその最適な出は周辺環境や、地域によって違うのです。
私達がしている住宅の設計は、この屋根の出をいい具合に調整する作業をしています。
夏の日差しはカットしましょう
冬の日差しはたくさん入れましょう
そんな住宅を日々設計しています。
屋根って大事ですよね
ではまた~👋