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木造住宅の魅力、構造と建て方を解説!

Date:2026.2.18 / Category: /

木造住宅は、日本で古くから多くの人々に愛されてきた住まいの形です。
新しい家を建てることを考えている方の中には、木造住宅ならではの魅力や、どのような特徴があるのかを詳しく知りたいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、木造住宅に関する基本的な情報から、住まいとしての魅力、さらには建物を支える構造や様々な建て方まで、幅広い内容を分かりやすく解説していきます。
木造住宅についての理解を深めていただき、ご自身の理想とする住まいを選ぶための参考にしていただければ幸いです。

□木造住宅とはどのような建物?

*木材を建物の骨組みとして使っている建物
木造住宅とは、建物を支える柱や、上階の床や屋根を支える梁といった、建物の主要な構造部分に木材が使われている建物のことを指します。
実は、日本にある住宅の多くが木造で建てられており、これは日本の気候や風土に昔からよく合った建築方法として、長い年月をかけて発展してきたからです。
木材は、様々な形に加工しやすいという特性を持っています。
そのため、建物のデザインや間取りを自由に決めやすいという利点があります。
また、木材は熱を伝えにくく、空気中の湿度を調整する働きも持っているため、一年を通して快適に過ごせる家を作りやすいのです。

□木造住宅のメリット・デメリット

*木造住宅の利点
木造住宅には、住まいとして多くの良い点があります。
まず、何よりも設計の自由度が高いという点が挙げられます。
木材は加工がしやすいので、部屋の配置や外観のデザインなど、様々な選択肢の中から希望に合ったものを選びやすいのです。
次に、断熱性と調湿性に優れていることです。
木材は熱を伝えにくい素材なので、外の暑さや寒さが室内に伝わりにくくなっています。
これにより、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を保ちやすくなります。
さらに、木材は空気中の水分を吸収したり放出したりする性質があるため、部屋の湿度を適度な状態に保ってくれる調湿効果も期待できます。
加えて、木材は人々の心にリラックス効果をもたらすとも言われています。
木の優しい香りはもちろん、触れた時の温かみのある質感は、家に住む人に心地よい安らぎを与えてくれるでしょう。

室内で使われている木材のバランス(木視率)によって、リラックス効果が高まると言われています。

*木造住宅の欠点
一方で、木造住宅にはいくつか注意すべき点も存在します。
まず、火に対する強さについてです。
木材は燃えやすいというイメージがあるかもしれません。
鉄骨やコンクリートで作られた建物と比べると、火災への備えはより重要になってきます。しかし、近年の建築技術の進歩により、火に強い性能を高める工夫も進んでいます。
次に、建物の寿命に関わる耐久性です。
木材は、シロアリのような害虫に食べられたり、湿気によって腐ったりするリスクがあります。
これらのリスクを減らすためには、あらかじめ虫除けの薬剤を塗布したり、建物の周りの換気を良くしたりといった対策をしっかりと行うことが大切です。
また、音の伝わりやすさも考慮すべき点です。
木造住宅は、鉄骨造やコンクリート造の建物に比べて、外からの音が聞こえやすかったり、家の中の音が外に漏れやすかったりする場合があります。
高気密・高断熱な設計にしつつ、遮音性が高い窓ガラスや音を吸収しやすい壁材を選ぶことで、これらの音の問題を軽減することができます。

□木造住宅の構造や種類

*木造住宅の構造
木造住宅の構造には、主に「在来工法(木造軸組工法)」と呼ばれるものと、「2×4(ツーバイフォー)工法(木造枠組壁工法)」と呼ばれるものの二つが代表的です。
在来工法は、建物の骨組みを柱と梁で作り、そこに地震の揺れに耐える為に斜めに入れる「筋交い」や、柱と柱の間に張る「構造用面材」などで建物を支える力を強める、日本の伝統的な建て方です。
この工法は、設計の自由度が高く、将来的に部屋の間取りを変えたり、増築したりすることが比較的容易であるという特徴があります。
一方、2×4工法は、建物の壁や床、天井などを、あらかじめ工場で作られたパネルを組み合わせて作る工法です。
一般的には建物全体を面で支えることになるため、地震に強いことや、隙間が少なく気密性が高いという利点があると言われています。
また、在来工法とは違い壁で支える構造の為、壁を抜くなどのリフォームは難しい場合があります。

このように大まかな工法による特徴の違いはありますが、建物の構造において一番大切なのは、しっかりと構造計算を行い部材選定や地震対策を行うことです。
2×4工法だから安心という訳ではなく、部材の選定や耐震への対策が悪ければ建物は地震や雪で倒壊してしまいます。
また、気密施工においても気密層の継ぎ目をどうしているか、設備配管等の貫通部をどう処理しているかで大きく変わってきます。

ローカルライフスタンダードでは、これからの住まいづくりは、住まい手さんが愛着を持って建てた大切なお住まいを守ること、地球環境への配慮を念頭に、建てては壊すことを繰り返す「スクラップ&ビルド」ではなく「住み継ぐ家」が実現することを目指しています。
そのため、将来的な間取りの可変性も重要視し、「在来工法(木造軸組工法)」を採用し、構造計算、現場での気密測定をしっかり行い、確かな品質のお住まい(耐震等級3(積雪1.8m時標準)、C値0.5以下)をお引渡しさせていただいております。
ローカルライフスタンダードの基本仕様について

実際に筋交いが入っている様子。

□まとめ

木造住宅は、日本の気候や風土に合った昔ながらの建築方法であり、住まいとして多くの利点を持っています。
設計の自由度が高く、断熱性や調湿性にも優れているため、快適な暮らしができる家を実現しやすいです。
また、火への強さや、建物の丈夫さ、音の伝わり方等といった注意点も理解し、それらに対する適切な対策を講じることが大切です。
木造住宅の構造や工法について理解を深めることで、ご自身の理想とする住まいづくりに役立てていただけることでしょう。