設計島×いえらぼ プロジェクト 初回打合せ
いえらぼ 池田雄一郎です。
先日は設計島建築事務所 三浦氏とのプロジェクトの初回打合せでした。
三浦氏とは第2回日本エコハウス大賞の授賞式でご一緒させて頂いた時に、どこかで会った事があるような気がしていました。三浦氏の経歴は異色で(モロッコでの世界遺産フェズ旧市街の保存・調査という経歴は極めて異色ですが)、建築の仕事を始める前、大学の人文学部を卒業後は塾講師をしていました。よくよく話を聴いてみると、そこが長岡の駅前の塾で、実はちょうど同じ時期にその学習塾に私は通っていたのでした!
駅からの移動の車中でその頃の話なんかをしながら、まずは事前の敷地確認へ。
今回の敷地は閑静な住宅地。
周りに家が建っている敷地ですので、三浦氏Sun Seekerというアプリで日射の入り方を入念にチェック!
建物の配置や立面構成、温熱環境を考える上で、この作業とっても大事なプロセスです。
一通り必要な確認作業を終え、移動してクライアントさんとの打合せへ
今回の打合せ場所はクライアントさんの現在のお住まいで行われました。
「設計の参考に見てもらいたい」というクライアントさんからのご厚意です。
現在の住まいでの暮らし方を拝見すると求めている事や必要な物が見えてくるので、もちろん事情によりけりですが、プランニングの前には伺わせて頂けるとありがたいものです。
夫婦2人で人生の後半を過ごす小さな美しい家を求めて声がけ下さいましたクライアントさん、困っているところ、新居に持っていきたい物、庭の様子など、暮らしぶりと合わせてぐるりと家の中をご案内頂きました。
その後、事前に頂いていたご要望と理想の住まいについて気づいた事を丁寧に書き込んでくれた奥様のノートの内容も確認しながら、一つ一つヒアリング進めていきました。
三浦氏との協業、「初回ヒアリング」、学びの多いものとなりました。
いよいよご要望を踏まえて設計作業がスタートです。
どのような住まいが完成するか私自身今から楽しみです。