こんにちは設計の鈴木です🏡
来週末に見学会を開催する「 長倉の家 」
こちらのお宅には ” ボルダリング用 “の壁があるんです!😲
ボルダリングってこんな感じのスポーツです。👇
ボルダリングをするためには
壁に クライミングホールド っていうブロックを取付ます。
クライミングホールドの取り付け方は2種類あって
電動工具で壁にビスをねじ込む工法と
壁に仕込んだ金具にボルトで留める方法があります。
最近インパクトドライバーを持っているお宅も増えましたけど
電動工具が必要なのは一般のご家庭には敷居が高い😓
と考えて、あらかじめ壁に金具を仕込もう!と設計しました。
で、世の中にはこういう考えを商品化したものがあります。
それが クライミングウォール用パネル です。
ネット通販で買えるんですが
厚さ18ミリの合板に金具が仕込んであります。
これを設置すれば、どこでもボルダリングができるというスグレモノなんです。
が
1枚 2万円もします😵(高い!)
4枚貼るだけで8万円もしてしまう!
というわけで僕が一肌脱ぎまして
自分で作ることにしました。
工程は簡単です。
ケガキ → ドリルで穴あけ → 爪ナット設置 → 研磨
ざっくり4工程です。
というわけで
合板を用意してもらいました。
これに穴あけを開けるのですが、1枚ずつ開けるのはメンド臭いので
2枚1組に重ねます。
重ねたら動かないようにクランプで締めます。
次に穴あけの位置をマークします。
マークした箇所にドリルで穴を開けます。
ドリルを真っ直ぐ下ろすためにドリルガイドを使います。
穴が空きました。 1枚36箇所 5枚で180箇所です。
次に爪ナットを取付ます。
爪ナットは穴に入れて金づちで叩くだけで固定されるのですが
万が一に取れると困るので、接着剤を入れた上で固定します。
固定するとこんな感じです。
全部付けると壮観です。
これが壁の裏面になります。
表から見るとただの穴です。
最後に研磨をします。
構造用合板はこんな感じでスタンプが押してあります。
全部英字だとオシャレな感じもしますけど
これは消さないとですね😓
これをサンダーでキレイに削り落とします。
サンダーで全体を研磨すると
こんな感じでスタンプの無い構造用合板になりました。
あとは現場に取り付けるだけです。
どうなったかは
ぜひぜひ、見学会でご覧ください。
ではまた~✋