『長岡市の郊外に建つ大きな和風住宅のリノベーション』

重厚な瓦屋根や随所に見られる手の込んだ内装から、しっかりと造られ、大切に住まわれてきたことが伝わる建物でした。
リノベーションでは愛着の詰まった建物の大切な部分は残しながら、今の暮らしに合わせた快適性が実現できるように工事を行いました。
既存の台所周辺をスケルトンにして大きく作り替えたLDKでは、勾配天井と構造躯体の梁が印象的な空間に仕上げ、朝日が差し込む窓辺にダイニングを配置するなど、建物がもとから持っていた要素を再編集するような設計がなされています。
一方、既存の10畳の和室と仏間がつながる広い続き間は、床の断熱を行いながらも雰囲気は変えずに家の記憶を残す場所として保存。セカンドリビングとして使うことを想定しています。

耐震面では改修前に耐震診断を実施。コストバランスを考慮しながら耐震補強をしています。
また、断熱改修として、すべての窓を樹脂製サッシに入れ替え、外壁の張り替えに合わせて外断熱を行ったほか、床、天井にも建物状況に合わせた断熱材を施工しています。

全体の調和に気を配りながら手を加える部分と残す部分にメリハリをつけて改修を行いました。

詳細及びリノベーションをご検討中の方は、かきがわ不動産のページをご覧ください。