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設計島三浦氏×いえらぼ コラボプロジェクト始動!…その前に

Date:2017.8.21 / Category:

いえらぼ 池田雄一郎です。

募集をしていた 設計島三浦氏×いえらぼ コラボプロジェクトがいよいよ実物件としてスタートしました!昨日はその初回打合せだったのですが、その前に…

第2回エコハウス大賞を受賞した「スキップするトンネルハウス」についての紹介ブログがストップしていましたので、そこからスタートしたいと思います(汗)

私がこの住まいで熟慮されていると思う所の一つに、「周辺環境との調和の仕方とつながり」があります。

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私が伺った時にまず目を引いたのは、エントランスの地元の石をランダムに積み上げた塀です。象徴的でありながら建物を引き立て、上手く内と外の中間領域を造り上げています。そして、植栽は駐車スペースを確保しつつ主軸となる樹木を中心に住まいや街に彩りを与えながら、外からの視線を和らげています。

ここの敷地は河岸段丘の中腹で裏側に急斜面の緑地があります。

建物の断面計画は、この敷地形状に合わせるように床面をスキップさせて、裏の斜面の緑を家の中の窓からの景観に取り入れています。2F子供部屋と主寝室もスキップフロアで床面のレベル差を付けて計画し、どの場所に居ても視線が抜けるように計画してあります。

外との関係に配慮しつつ、建物の表裏を抜けるように計画している為、間口4m、延べ床面積76.83㎡と小さく細長い建物でありながら、広がりの感じられる造りになっています。05_IMG_4595 縺ョ繧ウ繝偵z繝シ

ちなみにリビングの高さは無理無く床下に物を置きに行けるギリギリの高さに設定してあるそうです。その空間は冬用の床下エアコンが仕込んである場所でもあり一石二鳥という訳です。07_IMG_4493

中央吹き抜けの壁には遊び心のあるボルダリングコーナーがあります。子供も大人も一緒になって楽しめそうですね。(うちの子が遊びに行ったら真っ先に飛びつきそうw)

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「厚化粧はエコじゃない」

三浦さんがエコハウス大賞のプレゼンで力強く公言したフレーズです!
すっぴんの家を理想とする三浦さんの自邸の内装は、壁モイス、柱・梁・天井構造材現し。極力自然素材の物をそのまま使っていて、仕上げ材を貼っていないです。こうする事で建設時・廃棄時の環境負荷も少なくできます。また、家の中も味わい深くエイジングをしていく事でしょう。

消費エネルギーについても、少なくて済む様に、南側を大開口木製サッシを使い、冬場の日射熱の取得を多くしたり、土壁や床の天然スレートに蓄熱させたり、沢山の工夫をされています。その内容は、冬の実際の室温・快適性の状況など含め、建築知識ビルダーズ28号に掲載されていますので、まだ見ていなくて興味のある方は是非買って見て下さい。

では、この夏はどのように過ごされているのでしょうか?

昨年まではエアコン無しで、夜間窓を開けて冷気を取り入れ、朝窓を閉める、ナイトパージという手法を使って過ごしていたとの事です。そうすることで外気温が32℃になったとしても30℃以上にならない室内の温度環境で過ごされていたそうです。

しかし、2年目の夏を迎え、夏用のエアコンを1台(6畳用、2.2kw)中央吹き抜け上部の一番高い所に設置したそうです。ナイトパージですと温度は下がっても、湿度は外部の湿気を取り入れてしまい高い状態になってしまい、不快な状態になってしまう事も有り、より快適に過ごす為に除湿も兼ねられる夏用エアコンを取り付けたそうです。住宅の断熱性能が良いので最小限の6畳用で賄えるのは嬉しいですね。

新潟の夏もじめじめと湿度の高い暑い日が続きますので、最小限のエアコンにより湿度もコントロールしたい所です。

だいぶ長くなってきましたのでここらへんで。
以上、第2回エコハウス大賞「スキップするトンネルハウス」についてでした!
三浦さん見学させて頂きありがとうございました。

設計島三浦氏×いえらぼ コラボプロジェクト始動 初回打合せの様子はまた池田か野田ブログにて。