いえらぼ　千羽です。

市野坪の家の工事、順調に進んでいます。

先日基礎工事が完成し、上棟いたしました。

 

基礎工事に先立ち、地盤改良工事を行いました。

長岡市近辺は基本的に地盤が緩い傾向が多く、地盤調査を行うと約90％の確率で地盤の強度不足と判定され、地盤改良工事を行います。

市野坪の家も、地盤調査の結果、改良工事を行いました。

この敷地には、既存建物の鋼管杭が埋設されているので、施工時に注意が必要でしたが、的確な杭の位置出しをすることで、回避しました。

今回のように地面の中に埋設物がある場合もあるので、施工前に検討しておくことが大切です。

 

地盤改良工事が終わると、基礎工事が始まります。

基礎は底盤と立上りを一体に施工するベタ基礎を採用します。

基礎下の断熱材を施工しやすくしたり、外部から雨水の侵入を防止したり、床下エアコンの効率を上げたりと、いったものが主な理由です。

構造計算を行い、鉄筋を設計しています。

コンクリートを打設して型枠を外すと基礎の中がオープンになっているのが、よくわかります。

丸いコンクリートの部分に柱が立つよう設計しています。

 

基礎が終わると大工さんの出番です。

いえらぼ自社大工がレッカー車を使いながら1日で上棟させます。

この日が一番工事の進捗状況が変わる日です。

お客様からは「朝は何もなかったのに、帰ってきたら建ってる」というお言葉を多くいただきます。

これから約3ヶ月に渡り、大工工事が始まります。