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あたたかく健康な住まい①「体を温める住まいは若者の健康も改善させる!?」

Date:2015.3.07 / Category:

池田雄一郎です。

「住む人に健康な暮らしを届けたい」私たちが住まいをつくる時にまず考えることです。

では、健康な暮らしを続ける為の住まいとは一体どんな住まいなのでしょうか?

その答えの一つとして「体を温める住まい」(=高断熱住宅)が考えられます。

「体を温める住まい」が健康に良いと考える理由として、各調査や研究結果をまとめたものを、3回に分けて公開したいと思います。

①「体を温める住まいは若者の健康も改善させる!?」

近畿大学の岩前篤教授による「高断熱住宅(体を温める住まい)の健康影響度調査」の結果が公開されています(下図 クリックで拡大)。新築の高断熱住宅に引っ越した人を対象に、転居前後の健康状態をアンケート調査した結果をまとめたものです。約3万5千人に行った調査で、回答の中心は、30~40代の働き盛り世代とその子供世代である10代の男女です。これだけの人数の方を対象に行った調査は、他にはなかなかありません。気になる調査結果ですが、高断熱住宅に移って「風邪をひきにくくなった」「ぜん息やアレルギー症状が緩和した」等々の声が寄せられ、下図のような諸症状の改善結果が得られました。断熱性能の高い住宅へ引っ越した人ほど改善率が高いという結果が出ています。この調査の「症状が改善した」というのは、高断熱住宅で暮らす人自身の主観的な感想で、医学的には検証されているとは言えません。しかし、高断熱住宅に住む多くの人が、諸症状の改善を実感しているのは事実です。その理由として、高い断熱性能(体を温める性能)が冬の寒さを緩和したことが考えられます。

Page0001 (5) (出所)岩前篤教授 断熱グレードと改善率