上条の家
南側に道路がある新興住宅地に建つ3人家族の建物。
全面道路がT字状になっていて日当たりは非常に良いいので、そこにリビングと吹抜けを計画。
外部はガルバリウム鋼板と杉板横張り着色塗装の組合せで、L字型に枠組みした窓が特徴。
内部は自然素材を採用し、バーチと杉の床、シナの建具、珪藻土の壁紙。
床下と2階に設置した14畳用エアコン1台で全館冷暖房が可能。
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性能値
長期優良住宅 耐震等級2 耐雪2.0m
Q値:1.26W/m2K Ua値:0.40W/m2K C値:0.1cm2/m2(実測値)
暖房負荷:58.97kwh/m2 冷房負荷:19.29kwh/m2
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【Q値】熱損失係数。外壁・床・天井・屋根・窓など、面を貫通して逃げる熱と換気によって逃げる熱の合計を延床面積で割った値。数値が小さいほど熱が逃げにくいことを表します。
【Ua値】外皮平均熱貫流率。外壁・床・天井・屋根・窓など、面を貫通して逃げる熱を外皮面積(家の表面積)で割った値。数値が小さいほど、熱が逃げにくいことを表します。
【C値】相当隙間面積=延べ床面積当たりの隙間量。気密性能を示し、数値が小さいほど家に隙間がないということです。