暮らしの窓

オーナー様をたずねて

古道具をあわせた緑を楽しむ住まい

 

 

ジューンベリーの木が目印のI様邸。

住まわれてから4年経つ、3人家族のお宅にお伺いしました。

以前はマンション暮らしをされていたI様。

長岡で暮らし始めて5年ほど経った頃、お子さんの小学校入学をきっかけに家を建てることを決意されました。

ご夫婦ともにご出身は長岡市外ですが、土地を長岡に決めたのは「気の合う仲間が増えて、人とのつながりもできて居心地が良いなと思った」ため。

 

住まいづくりで特にこだわったのは、自然素材に囲まれ落ち着いた雰囲気で家族と過ごす時間を大事にしたいという想い。

そこから「目に入るところに木を使う」「壁は白にする」「窓から緑が見える」といった具体的なアイデアが決まっていきました。

窓から緑を眺めて。

 

玄関を入るとリビングが明るく抜けて見える(写真:竣工当時)

 

 


『古道具をあわせて』

お住まいには奥様の趣味だという古い道具がちらほらと。

玄関ホールに飾り棚として置かれた古箪笥やリビングのポイントになっている引き戸など、年代ものにもかかわらず新しい住まいに馴染み、落ち着きのある空間が広がっていました。

 

玄関ホールから。古箪笥を飾り棚として使っている。

 

リビングのポイントになっている引き戸。

 

古道具の他にも、引き戸を見つけた製材店で弊社スタッフと一緒に選んだという一枚板を使ったカウンターやガラス作家さんにオーダーされたというランプシェードなど、I様のこだわりを感じられるポイントが住まいの随所に見られます。

一枚板を使ったキッチンのカウンター(写真:竣工当時)

 

キッチンのランプシェード。濃い青のガラスでライトの黄味を和らげている

 

お花は必ず飾っているとのこと。この日は枝付きの桜✿

 

リーズづくりのためのドライフラワー。梁から下げてインテリアの一部に。

 

 


『おうち時間はリビングで』

 

日中は照明をつけなくても明るいこのリビングが家族の居場所に。

「家にいる時間のほとんどはリビングにいます。ダイニングテーブルで夫が読書、隣で子どもが勉強する姿が最近の定番」と奥様。

窓から緑をながめるのも、窓を開けて風を感じながらお昼寝するのも気持ちの良さそうです。

 

採光を工夫したやわらかに明るいリビング

 

リビングから階段を上がると、1階と吹抜でつながったカウンタースペースが設けられていました。奥様がオンライン英会話を受けたりお子さんが勉強したり、リビングと吹抜で繋がっていながらも集中できる空間で、結構活用しているとのこと。

カウンタースペース(写真:竣工当時)

 

2階から覗いたリビング

 

 


『やっぱり家がいちばん!』

 

「冬は足もとがほんのりあったかい。変に熱くない、ちょうどいいあったかさで心地いいです」と家での時間を快適に過ごされているご様子でした。

I様のお宅では床下エアコンを設置しており、1階全体の床をエアコンで暖めて窓際に設けたガラリから家全体へとあたたかい空気が回っていく仕組みです。

 

「マンションで暮らしていた時と比べて家で過ごすことが多くなりました。
旅行から帰ってきて、子どもが『やっぱり家がいちばんだ~』って言うんです」と嬉しいお話も。

窓の手前に設けられた床の隙間「ガラリ」から暖気をあげて家全体を暖める(冬季)

 

このお住まいの実績紹介はこちら >> https://local-life-standard.com/works/879.html

 

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あとがき

ゆったりと落ち着いたお住まいでの取材。お話や暮らしぶりから、I様の丁寧さが住まいに表れているのを感じました。今年はお庭に力を入れるとのことでしたので、またお庭を見に伺わせてください!
(広報:小林)