暮らしの窓

オーナー様をたずねて

木とあたたかさに包まれながら眺望を楽しむ住まい

 

今回ご紹介するのは、高台の閑静な住宅街に佇むH様邸。

お住まいをお引き渡ししてから約半年が経過し、現在ご家族でどのように過ごされているか、お話を伺いました。

元々はアパートで生活されていたH様ご家族。

2人目のお子さまが誕生されてから本格的に住まいづくりを検討し、まずは土地選びをされることに。

1年ほど時間をかけて最終的に選ばれた場所はH様のご実家のお隣。
こちらから一望できる街の眺めが素晴らしく、見晴らしを存分に活かした家を造るため、次にご夫婦で県内のとある家づくりの相談窓口へと訪れました。

「最初は、具体的な“理想の家”のイメージは無かったですね。」とお二人は語られていましたが、窓口で紹介されたうちのひとつであるLLSのナカジマアトリエの雰囲気やスタッフの人柄が決め手となり、家づくりをスタートされました。

「決め手という程ではないですが…アトリエに訪問した際に使われていた陶器に金継ぎがされていて。物を大切に扱う会社さんだなと感銘を受けたところもポイントの一つでした(笑)」とご主人。(写真は実際にLLSで使用しているカップ。)


自分たちのこだわりをぎゅっと詰め込んだ家づくり

 

H様ご夫妻は雑誌などで情報収集をし、「第一印象から杉板張りの外観が魅力的だと思った。」「隣にある実家の日当たりは遮らないよう、切妻屋根にしたい。」「木を沢山使っている家が良い。」と、具体的なイメージを固められました。

全面杉板張りで目を惹く素敵な外観。

「最初は小さな平屋も考えましたが、やりたいことができる家にしたいと思って。」
陶芸やバイク等、様々な趣味をお持ちのご主人。
お住まいの1階部分に趣味室を設け、時には娘さんとも楽しく趣味時間を過ごされているそうです。

趣味室へは外のシャッターから直接出入り可能ですが、シューズクローク奥の扉からも繋がっているため移動もスムーズです。

趣味室。釣り竿や工具等が壁面に飾られるように収納されていました。

鮮やかな紺色のカレー皿。こちらは娘さんの作品!ご飯の時間がより一層楽しくなりそうです。

「土の状態等で焼き上がりが想像と全く異なることも多く、それもあって最初は少し作品を嫌いになってしまうのですが(笑)、時間が経つと作品の良さに気付くことができるので楽しいです。」と、陶芸の魅力を教えてくださいました。

こちらも全てご趣味で作られた作品の一部。作品が完成するまでに1か月ほどかかるのだとか。

設計段階の時点では眺望を活かすために2階リビングの案もありましたが、お庭との動線も考え、現在の間取りに決定。

リビングダイニング。大きく開けた窓が、ソトとナカを緩やかに結びます。

しかし、2階リビングのアイディアも活かせないかと考えられたお二人は、吹き抜けに面するホールをセカンドリビングとして活用できるように。
畳が敷かれ、ゆっくりとリラックスのできるこちらの空間は、現在ご家族4人で使用する就寝スペースとして使用中とのこと。

「最初はフローリングの予定でしたが、やはり畳も採用したくて。そのように考えていたところ、鈴木さん(設計担当)から畳にしてみませんかと提案していただいたので、是非とお願いしました。」と奥様。
双方の思いが通じ合った瞬間だったようです。

窓から日が差し、伸びやかで明るい印象です。

住まいづくりをする上で、「色々と細かなところまでイメージしながら考え、選択することが多く大変でしたが、自分たちの“好き”をチョイスできるのは楽しかったですね。」と当時の事を振り返られていました。

キッチン周りのタイルは奥様セレクト。2種類のタイルでとってもオシャレ。

お子さま達が成長した時でもゆったり使えるようにと考えられた洗面スペース。


好きや楽しみが増え、日常がより豊かに

 

「元々庭にはあまり興味がなかったのですが、今の家に住んでから庭仕事が好きになりましたね。」とご主人。
リビングから見えるのは、H様のご両親が育てられていた植物を残しつつ作られた庭スペース。
最近はこだわりが出始めてきたようで、朝5時半ごろに起床して庭いじりをすることが習慣になっているそうです。

遠くの山々や街並みが目の前に広がります。取材日当日に蕾だった薔薇が開花し、お庭の色彩がより豊かに。

お子さま達もお庭で遊ぶ時間が多くなったのだとか。
ご家族でBBQも楽しまれ、庭時間を目一杯楽しまれているようでした。

庭木の下に可愛いイラストが描かれた石を発見。庭遊びを日々楽しまれている様子が伺えます。

柿や山椒、コシアブラ等様々な植物が植えられています。春にはコシアブラのおにぎりをご家族で楽しまれたそうです。


のびのびと過ごしやすい、暖かな家

 

今のお住まいに引っ越してからどのような暮らしの変化が生まれたかを尋ねたところ、「以前の住まいでは4人がぎゅっと集まって暮らしていましたが、今は家族の繋がりを感じつつ、それぞれの時間をのびのびと満喫していますね。」と語られていました。

家族の気配を程よく感じる事が出来る吹き抜けリビング。お住まいのお気に入りポイントのひとつ。

また、お引き渡しをした年の冬は比較的暖冬だったと言われていましたが、「そこは関係なく暖かさが全く違いました!」「冬でもお布団から起き上がれないことが無かったです。」と嬉しいお言葉が。
寒い時期でも室内ではロンTで過ごされていたそうです。

その他にも「大きく開かれた窓から見える朝日がすごく綺麗なんです。」とお話され、奥様が撮影された風景写真には、空のグラデーションの美しい瞬間が収められていました。

まるで1枚の絵画のよう。(H様ご提供写真)

今回の取材を通し、ご家族が仲睦まじく趣味や自然を楽しみながら暮らしている様子を伺う事が出来ました。
H様ご夫妻の感性が際立つ魅力的なこのお住まいが、これからの暮らしとともにどのように変化し、味わい深くなるのかが私たちも楽しみです。


あとがき

 

この度は取材にご協力いただきまして、ありがとうございました。
春はお庭から見える近くの桜が非常に綺麗とのことで、ぜひまた別の機会にお庭を見せていただければと思います!そしてこれからの夏~秋の季節も、どのようにご家族で過ごされるのかを楽しみにしています!(広報:吉井)

 

住まいの実績紹介はこちら>>木とあたたかさに包まれながら眺望を楽しむ住まい