薪ストーブが主役の四季を楽しみつくす住まい
5人家族のS様はLLSの住宅に住まわれておよそ10か月。
四季を一通り過ごしてどんな暮らしを送っていたのでしょうか。
寒さ厳しい冬の日に訪ねてきました。
友人宅でLLSの住まいをはじめて体感したS様。
「素敵な家だな~と思ったんです。自然素材を使ってシンプルに仕上げているのが自分も好みだなと思って」
自然素材を使った住まいを建てる友人が多かったこともあり、もともと自然素材の家に興味をお持ちでした。
子どもの成長を考えて家づくりを始めたS様。
LLSを選んだのは、自分たちの考える畑のある暮らしへの理解があったこと、家づくりの資金について相談したところ、それを受けて資金プランを計画してくれるという親身なサポートがうれしかったとのこと。
さらに地域の工務店だからこそ何かあった時に相談しやすく、すぐに対応してくれるという安心感も後押しになりました。
憧れの薪ストーブ
「北欧らしい薪ストーブと雪の組み合わせの景色に憧れていたんです」
S様はご夫婦ともに県外ご出身。特に九州出身の奥様は暖かい地域で育ったこともあり、薪ストーブのある生活を望んでいました。お客様の“こんな暮らしがしたい”を形として表現するLLSが提案したのは、住まいの中心に薪ストーブがあるプランです。
「このプランを見たとき、薪ストーブが中心の生活をイメージ出来て気に入りました。」
特に雪の多かったこの冬は薪ストーブが大活躍。冷え込みの強い朝晩は火を強めに入れてお昼頃は緩くするのがS様のスタイルです。
薪ストーブの楽しみ方を尋ねると、
「焼き芋です! 外で買ったものとは違った美味しさがあるんですよ~」。
とろ火になったストーブの中にホイルに包んださつま芋を入れ30分ほど放っておくと、皮は香ばしく中身はトロトロの焼き芋が完成。お手軽なのにとっても美味しくおやつにもピッタリです。
自然の流れを感じて
家の裏にはご自身で手掛ける畑が広がっており、昨年はさつま芋、枝豆、大豆を育てて楽しんだそう。
さつま芋は120個も収穫でき、「自分たちで育てたお芋で焼き芋に」という奥様の念願は無事達成。大豆は毎年恒例の手作り味噌の材料になります。
夏は庭でトマトも育てておやつ代わりにつまんで食べ、秋は縁側でお月見、冬は積もった雪でカマクラをつくって遊んだり、と季節の移り変わりを子どもたちと一緒に楽しんでいました。
調理で出た生ごみはコンポストへ入れて畑の肥料にしており、薪ストーブで出た灰も畑用に残しているのだとか。自然の流れに合わせた、循環する生活サイクルです。
家が遊び場
2020年はコロナ禍で外出の自粛が求められていましたが、子どもたちは畑で虫取りや庭で泥遊びをしたり、縁側でスイカを食べて種を飛ばしたりと、悠々自適に楽しく過ごしていたそうで、
「自然の中で遊ぶ、昭和を感じる懐かしの姿が見れました」とほっこり。
外に限らず家の中でも体を動かして遊ぶことが多く、「子どもたちが家の中でも遊べるように」とリビングの壁に設けられたボルダリングや、家事効率を考えて回遊性高く設計された動線も子どもたちのかけっこコースになるなど、家を遊びつくしているエピソードが次々に出てきました。
住まいの心地良さ
以前はRC造の社宅や1軒家を借りて住んでいたS様。
「社宅に住んでいたころは足元からの冷えがすごかったんです。冬は靴下4重履きにして過ごしてました」。
裸足で歩くとペタペタと張り付いてくる、塩ビの床も苦手だっだとか。
LLSでは床の断熱気密に力を入れた施工により冷気が遮断されるため、この家に住んでからは足元の冷えを感じることはなくなりました。
子どもたちも裸足で遊んだり床に寝転んだり、無垢床のさらりとした心地良さを体感している様子がうかがえました。
夏の暑い日差しは遮り、冬のあたたかな光は取り込むように軒の長さを計算した設計で、
「冬はお天気のいい日は陽が入ってくるので、日中に電気も暖房も付けなくて過ごせています。夏は陽射しが入らなくて、日中も木陰のような感じで過ごせました。」と1年快適に過ごせたご様子。
2階のフリースペースでは本棚前の床に座って本を読んだり洗濯物を畳んだり。
床に長い時間座っていても変わらない心地良さで、ゆったりとくつろいで過ごします。
住まいの中をご紹介
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あとがき
薪ストーブのあるお住まいでの取材。S様の畑やお庭、家の全部を堪能しておられる暮らしぶりに圧巻でした!楽しいひとときをありがとうございました。(広報:小林)