家族と共に、余白を楽しむ住まい
2022年12月に完成したH様邸をお訪ねしたのは、心地よい秋晴れの日。
お引渡しから約3年9カ月が経ち、住まいに馴染んだ豊かな暮らしの様子をお伺いしました。

「今の住まいは、元々妻の実家があった場所だったんです」と語られるご主人。
以前は賃貸で生活されていたH様ご家族。
そうした中で奥様のご実家が空き家になるタイミングが訪れ、「それであれば、住み慣れた土地で新しく家を建てるのも良いのでは?」という気持ちが芽生えたことがきっかけとなり、ご夫婦の住まいづくりが幕を開けました。
情報収集を進める中で、H様ご夫妻が以前から「素敵だな」と気になっていた建物『ナカジマアトリエ』が、実はローカルライフスタンダードのショールームであることを知ったといいます。
そしてWebサイトに掲載されていた施工事例をご覧になった奥様は、「まさに運命!」と感じるほど理想のイメージと重なり、当社へとお声がけいただいたのが出会いとなりました。
「デザインだけでなく、スタッフの方々の人柄や、自社の設計に誇りを持っている姿も決め手でした」と当時を振り返るお二人。
また、聴覚障害のある奥様のためにテキストツールを用いた打合せを行うなど、状況に応じた臨機応変な対応に「ここなら信頼できる」と確信を深めてくださいました。
運命的な出会いから始まった、H様ご夫妻とローカルライフスタンダードとの二人三脚での家づくり。
そこからどのようなお住まいを造られ、現在どのように暮らしているのかをお届けいたします。
コンセプトは“誰がどこにいるのか、繋がりを感じる家”
SNSや動画サイト、見学会などで住まいに関する情報をリサーチされていく中で、奥様のご希望もあり、「子どもたちが家のどこにいるのかが分かりやすく、適度な繋がりを感じる住まいにしたい」と考えられたお二人。
LDKは大きな吹き抜けと対面キッチンを設けることで、のびやかな空間を確保しつつ、家事をしながらでもお子さまたちの様子を伺えるような造りになっています。

フラットな対面キッチン。視界を遮るものがなく、より広やかに感じます。

リビングダイニング。吹き抜けから覗くラワンの天井がお客様にも好評。「最初は木目調のクロスにしようと思っていましたが、思い切って変更して良かったです!」と奥様。
お子さまは、普段リビングで勉強されているのだとか。
2階は、子ども部屋がひとつと、吹き抜けに面した広やかなフリースペースがあります。
フリースペースは現在セカンドリビングとして使用されていますが、将来お子さま達が成長した際にそれぞれの個室として壁を増設できるよう、暮らしの変化に合わせた余白を設けた設計になっています。

子ども部屋。室内窓を開けると吹き抜けと繋がっているため、1階の様子を伺うことも出来ます。

2階のフリースペース。娘さんに「父ちゃんがいない時に、ここでこっそり3人でおやつ食べた」と教えていただきました(笑)

フリースペースと続くように造られた本棚スペース。様々な本が並べられており、学習コーナーとしても活躍。
「今も家族のつながりを感じられて良いですが、子どもたちが思春期に入った際にはプライバシーが確保できるように、更にアップデートしたいなと思っています」と奥様は語られていました。
手入れをしたくなる家
お住まいのお気に入りポイントを伺ったところ、「床が良い」とH様ご夫妻。
H様邸の室内の床は、1階がオーク、2階にはツガの無垢材を使用しています。
「夏はさらりとした質感で、冬も冷たく感じることがなく、とても快適です」と笑顔をみせてくださいました。
普段はロボット掃除機でのお掃除や水拭き、時々ワックスがけをする等、ご主人がお手入れを担当されていますが、手間や不便さは感じられていないそうです。
「住まいに不満がないから、自然と“手入れをしたい”と感じさせてくれるんだと思います」と、お話されていたのが印象的でした。

愛着とともに時を重ねているお住まい。無垢床の美しい経年変化が、この家だけの特別な物語を物語ります。
その他には、「子どもたちは特に階段下のヌックがお気に入りですね」と教えていただきました。

畳が敷かれたヌック。収納も兼ね備えつつ、一息つくのにも最適な空間。壁面の漆喰塗りはH様ご家族で行われました。
また、H様邸にはお庭があり、ウッドデッキも備え付けられています。
お庭は主に奥様が管理されています。
「草むしりなどのお手入れは大変ですが、トマトなどを育てて家庭菜園を楽しんでいます。これからはニンジンを植える予定です!」と、お庭のある生活を満喫されている様子。
ウッドデッキについては、「夏はプールを出して子どもたちが遊んだり、テントの道具を干したりと活躍していますね」と話されており、広々とした空間を巧みに活用されていました。

木塀で視線を遮りつつ、開放感のある広やかなウッドデッキ。
「冬は氷の世界」から一変した暮らし
今までの暮らしとの違いや変化などを尋ねてみたところ、「年中全部の部屋が同じ温度で快適」「エアコン1台で全館空調が出来るので良い」とのこと。
建て替える前の奥様のご実家は、「冬はまるで氷の世界みたいだった」と語られ、H様ご夫妻で住まわれていた賃貸も「光熱費を考えて財布の紐を固く締め、つつましく暮らしていましたね」と、当時のことを教えていただきました。
今のお住まいはシンプルに冷房用・暖房用のエアコン1台ずつで家中を快適な室温に保つことが出来るため、毎月のコストに神経質になることもなく、いつでも心地よい室温のなかで暮らしているそうです。

暖房用の床下エアコンが備え付けられているWIC。断熱性・気密性が優れているからこそ、1台で全館空調が可能に。

主寝室。ご主人曰く「子どもたちは冬の間、厚手の掛け布団をかけるという習慣がないですね(笑)」とのことでした。
住まいづくりをする上で大切だと感じたことは何かと尋ねたところ、「実際に見学に行き、住まいに対する考え方が一致するのか、相性が良いかを確認して、地域で信頼されている会社に依頼することが大切だと思います」とご主人。

じっくり向き合った住まいづくりがもたらした理想の暮らし。笑顔と会話が絶えないリビングに、確かな満足感が広がります。
実際に当社へと依頼していただいてからお引渡しまでの当時の様子を振り返っていただきましたが、「色々な経験が出来て楽しかったです。ヌックの漆喰塗りも良い思い出になりました」「初期費用を見たときは一瞬不安もよぎりましたが、暮らし始めた今、妥協せずに選んで良かったなと実感しています」と語られるお二人の笑顔からは、日々の快適さなど、初期費用以上の価値を実感されている様子が伺えました。
当社としてもH様ご家族の基盤となるお住まいを手掛けさせてもらえたことがとても光栄なことであったのだと、改めて実感することのできた取材となりました。
あとがき
この度は快く取材にご協力いただき、誠にありがとうございました!
「住まいが完成した後も、気軽に相談できるのがとてもありがたいです」というお言葉をいただき、私共にとっても大変嬉しく、大きな励みとなりました。
お住まいの美しい経年変化や、暮らしの「余白」がお子様たちの成長とともに彩られていく様子など、これからもH様邸の豊かな歩みをローカルライフスタンダードの一員として見守らせていただけますと幸いです。(広報:吉井)

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